マインドフルネス教育の実践
〜マインドフルクラスルームのつくり方〜

 

STEP1:教師自身がマインドフルになる

  • もっとも大切なことは、教える側(教師や親)自身がマインドフルになり、一瞬一瞬を大切にしながら教育に取り組むことです。

  • そのためには、マインドフルネスの基礎を学び、マインドフルネスの本質を理解した上で、日々の実践(マインドフルネスプラクティス)を行っていくことが必要です。

  • 教える側がマインドフルになることは、自身のメンタル状態を安定させ、教師や親の幸福感や充実感を高める効果があることも研究によって証明されています。

 

STEP2:生徒との日々の関わりをマインドフルに

  • 生徒との日々の関わりすべてをマインドフルネス実践の場にすることが可能です。

  • 例えば、子供の行動に対して、すぐに感情的に反応している自分がいる場合、「ありのままを捉え、価値判断せずに受け止める」という接し方を取り入れることによって、マインドフルな関わりが出来るようになります。

  • ただ、これは一朝一夕にできるものではありません。日々の実践の中で、自分や生徒の状態や変化に「気づき」をえることに喜びを感じながら、関わりを続けていくことです。

  • マインドフルな関わりが出来れば、それだけで生徒たちは自然に安心して成長していけるのです。

 

STEP3:生徒自身にマインドフルネスの実践方法を伝えていく

  • 生徒が「いまここに心を向け」マインドフルに日々の生活を送ることは、子供たちの心と体の成長にとってとても良い効果があります。

  • これは、成長だけでなく、集中力を高め学業成績を向上させる効果も期待できます。何より、多感な成長過程を過ごす際の心の安定をえることができます。

  • そのためには、生徒たち自身マインドフルネスの実践方法を身につける必要があります。

  • 幼児期や小学生のうちから、シンプルなプラクティスを行うことが効果的です。早い時期からマインドフルネスを実践することは、生涯のスキルとなるのです。

  • 生徒たちにマインドフルネスを伝えていく場合、大人とは少し異なったアプローチや工夫が必要になることがあります。

  • アメリカの公立小学校や将来のリーダーを養成するエリート校などで実践されている、マインドフルネス教育の取り入れ方の例です。

<取り組み例❶>

   1日15分のマインドフルタイムを設ける。

   担任教師のガイドのもと、マインドフルネス瞑想を行う。

   生徒は、床のマットの上に座り、教師のベルの音に耳を澄ませ、

       教師の導入に従って呼吸に意識を集中していく。日々の実践を積み重ね。

   時に、グラウンドに出てマインドフルウォーキングやマインドフルリスニング

       などを入れていく。

<取り組み例❷>

   週に1時間マインドフルネスの時間を設ける。

       約2ヶ月間のプログラムで、マインドフルネスの呼吸法や

       身体への意識の向け方を身につけていく。

       マインドフルコミュニケーションのプラクティスも行い、

   人間関係におけるマインドフルな姿勢を身につけ、

       自然と思いやりや共感の心が育まれていく。